リモコンの電源が勝手に消える|ユーザーができる対策と修理の内容

リモコンの電源が勝手に消える|ユーザーができる対策と修理の内容

 

  • 給湯器のリモコンがついたり消えたりする
  • 電源を入れっぱなしにしてたはずのリモコンの電源が勝手に落ちている
  • お湯を使っている際中にリモコンが消えた
  • お湯を使ってたら急に水になった

 

これらの症状の場合は「リモコンの故障・不具合/リレー基板の故障」という可能性が考えられますが、もしかしたら簡単に直る不具合の可能性もありますし、給湯器の仕様上の可能性すらあります。

このページでは「給湯器のリモコンの電源が勝手に落ちてしまう」とか「給湯器のリモコンがついたり消えたりする」という故障に注目して、症状や対処法について分かりやすく解説していきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

給湯器博士、今回もよろしくお願いします!

こちらこそよろしくお願いします!

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給湯器のリモコンは何で動いている?電池?

給湯器博士!大変だ!一昨日あたりから給湯器のリモコンが勝手に消えてるんだ。もしかしたら勝手に誰かがこの家に侵入しているのかもしれない…。

誰かが勝手に給湯器を使っているよりは、給湯器の電源系統に不具合が落ちていると考えるのが自然だと思いますが…。

そうか!給湯器のリモコンが壊れちゃってるだけって可能性もあるね。なんだ、そうなら早く言っておくれよ。じゃあ電池を買ってくるよ。単三?それとも単四?

給湯器のリモコンのほとんどは電池式ではなく、給湯器から有線で電池を受け取っていることが多いんですよ。だから電池切れの可能性は考えられません。電源系統をちょっと点検してみましょうか。

 

給湯器のリモコンは、電池ではなく給湯器本体からの直圧電圧で動作しているケースがほとんどです。お家の壁の中を通ってリモコンと給湯器が有線で繋がっているケースがほとんどですね。

最近の給湯器の多くは省エネ設計になっていて、一定時間の操作がなければ液晶部分の表示が消えるような作りになっています。

このような場合もお湯を使おうとすれば自動的に液晶が付くような仕組みになっているので、もし「タイマー設定をしていない/間違いなく給湯器の電源は入れっぱなしにしていたのにリモコンの電源が切れている」という場合は、給湯器の電源系統に不具合が生じている可能性が高いと言えるでしょう。

一部の給湯器は、電池式のリモコンを採用しています。

 

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給湯器のリモコンの電源が勝手に落ちてしまう原因と理由

 

知らない間にタイマー設定をしている

あまり無いパターンですが、自分以外の誰かがタイマー設定をしていたという可能性はありませんか?給湯器にはタイマー設定することで、任意の時間に電源が入ったり電源が落ちたりすることを設定する機能があります。

主な使用方法としては「寝ている時に給湯器の電源が入っているのは気持ちが悪い」という人が、夜の寝る時間から朝の起きる時間まで電源が切れるように設定しているケースが多いです。

 

自分で操作しない限りタイマー設定されるというケースはありませんが、ご家族の方が良かれと思って設定したことを本人が知らされていなかったというパターンが過去にあったので、まずはタイマー設定の有無について確認することをおすすめします。

ちなみに給湯器リモコンの電源は付けっぱなしにしていても、ガスを消費するということはありませんし、今のリモコンは「一定時間操作をしなければ表示が消えて省電力モードに切り替わる」という性能があるので、付けっぱなしでも特に問題はありません。

 

リレー基板、またはリモコンの故障

思ったんだけど、リモコンそのものが故障していたら電源が付いたり消えたりするんじゃなくて「完全に電源が入らなくなる」ような気がするんだよなぁ。勝手に付いたり消えたりするっていうのは、どっちかっていうと電池が切れかかっている状況に近いと思うんだけど。

完全に壊れてしまった場合だと全く付かなくなるケースが多いですが、完全に壊れてしまう一歩や二歩手前くらいの状態だと良かったり悪かったりという不安定な状況が続くことも多いですよ。

 

リモコンの電源が勝手に落ちてしまうという場合「再び電源を入れれば、ちゃんと電源が入る」というケースが多いと思います。こういう場合でもリレーやリモコンが故障している場合が少なくありません。正確に言えば「完全に壊れたわけでは無く、壊れかかっている状態」であることが多いと言えます。

特にお風呂機能付きの給湯器だと、台所とお風呂場など2箇所にリモコンが設置されているケースが多く、どちらかのリモコンが悪い場合などにもこのような症状が発生してしまうことが多いです。

 

例えば「台所リモコンは問題ないけど、お風呂場のリモコンが少し壊れかかっている」というシチュエーションであれば、勝手に給湯器のリモコンが付いたり消えたりということになる可能性があります。

しかもこの場合、必ずしもお風呂場のリモコンだけに悪い症状が出るとは限りません。両方のリモコンが悪いように見えたり、台所リモコンが悪いように見えたりすることもあります。

基本的に複数個所のリモコンは信号が連動しているので、1つのリモコンが完全に壊れてしまっている場合であっても、正常なリモコンも巻き込んだ症状を出すことが多いので注意してください。

 

エラーの番号は?エラーが出ないことってある?

ところで給湯器博士、リレー基板やリモコンが悪い場合ってエラーは出ないの?

給湯器博士

リレー基板が悪い場合はエラー700や710、リモコンが悪い場合はエラー760を出す場合もありますが、エラーが出るかどうかは半々くらいの可能性で、部品が悪かったからと言ってエラーを出さない可能性も十分に考えられます。

特に電源系統の部品が完全に故障してしまうと、エラー表示どころか全く電源が入らなくなってしまうケースが多いので、あまりアテにならないことが多いですね。

 

700、710、760などのエラーが出ている場合は、電源系統の不具合が出ていることが間違いないと言ってもいいです。

760の場合は少し特殊で、どちらかと言えば「基板やリモコン本体というよりも、リモコン線に異常が出ている」というケースが多いような気がします。

給湯器のエラー760はリモコン伝送異常|ユーザーができる対策と修理の内容

 

もちろんリレー基板やリモコン本体に不具合が出ているというケースもありますが、単純に「給湯器とリモコンを繋いでいるリモコン線に接触不良が起きている」というケースも少なくありません。

外置きの給湯器の場合だとリモコン線の接続部分が腐食しやすく、この場合は接触不良が極めて発生しやすいと言えるでしょう。

あと古いお家の場合だと、ネズミなどにリモコン線を噛まれたりしているケースもありました。完全に噛み切られていると全く付かなくなることが多いですが、中途半端に噛まれたという場合だと接触不良のような状態になるため、リモコンが付いたり消えたりというケースになることも多いです。

 

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リモコンがついたり消えたりする際のユーザー側での対処法

タイマー設定の確認

まずはタイマー設定されていないかどうかを確認してください。

勝手に設定されてしまうということは無いので、もしご本人に設定したという記憶が無いのであれば、長期休みなどで家族が帰省していた場合などが怪しいです。

 

給湯器博士

それから人によっては省エネモードで液晶画面が消えている状態を見て、勝手にリモコンの電源が落ちていると勘違いしてしまうケースもあります。

省エネモードは設定で変更できますが、元々は勝手に画面が消えないように設定されていたものが、停電などが原因によって初期状態に戻り、それによって省エネモードに書き換えられてしまうというケースもあるので、まずはそうなっていないかどうかを確認してください。

 

外の給湯器ならリモコン線の接続部分を確認してみる

家の中に設置されている場合であればリモコン線の腐食は考えにくく、仮に腐食していたとしても一般ユーザー様が腐食箇所を特定するのは難しいです。

しかし外の給湯器ならリモコン線を繋いでいる箇所が腐食しているだけというケースも非常に多いので、確認してみる価値はあると思います。

 

 

リモコン線は被覆を剥いた状態でY端子などで接続されているか、より線のままの状態で端子部分に巻き付けられていることが多いのですが、この銅線部分が腐食しているケースが非常に多いので、DIYなどが得意な人なら腐食部分だけを切り落として接続し直すということもできるでしょう。

この程度の不具合なら、多少の工作技術がある人なら簡単に修理できるでしょうし、修理業者に依頼すると5000円~10000円くらいの修理になります。自信のある人は、ショートに気を付けながら挑戦してみるのもおすすめです。

リモコン線に極性はありませんが、ショートさせてしまうとリレー基板やリモコンが故障してしまう可能性があるので、必ず電源を落として作業するようにしてください。また作業する際は自己責任でお願いいたします。

 

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リレー基板、リモコンを修理・交換する場合の修理内容と修理費用

部品代は機種によって大きく変わりますし、症状によっては他の不具合と併発している可能性もあるため、ここで示す修理費用はあくまで1つの目安としてお考え下さい。

 

「リモコンの電源が勝手に消える」という症状の点検内容

  1. タイマー設定されていないかどうかを確認する。
  2. ユーザー様に省エネ設定を確認してもらい、確認した症状と省エネモードが違うことを確認する。
  3. リモコンに電圧がかかっているかどうかをテスターで測定する→電圧がかかっていなければ給湯器側で調査、電圧がかかっているならリモコン故障の可能性大。
  4. どこまで正常に電圧がかかっているかを調査し、然るべき部分の部品を交換、調整する。

 

リレー基板交換の修理費用

  • リレー基板:10000円~25000円(機種によって大きく左右される)
  • 作業料:10000円以下
  • 出張料

 

リレー基板は機種によって金額が大きく異なる部品なので、発生する修理費用もピンキリであることが多いです。

しかしリレー部分の不具合であれば、5年以内なら無償修理になるケースも多いので、設置してから5年以内の給湯器なら修理にお金がかからないことも珍しくありません。

騙し騙し使用できている場合でも、いつ完全に使えなくなってしまうか分からないので早めの修理対応をおすすめします。

 

メインリモコン(台所リモコン)交換の修理費用

  • メインリモコン:10000円以下
  • 作業料:5000円前後
  • 出張料

 

メインリモコンが故障していた場合、メインリモコンの交換になります。メインリモコンは風呂リモコンと比べると金額的に安いことがほとんどです。

もし風呂リモコンが正常に使えるという場合であれば、メインリモコンの修理は諦めて、風呂リモコンだけで使用していくという選択もできます。ただしこの場合は、機種によっては風呂リモコンに時計表示がなくなってしまうので注意してください。

もし給湯器が古いという場合、いたずらに修理をするのではなく「風呂リモコンだけで騙し騙し使用し、それがダメになったらもう思い切って新品の給湯器に交換する」という選択肢もおすすめです。

 

どちらか片方のリモコンが悪いという場合、悪い方のリモコンを完全に使用できなくすれば、もう片方のリモコンは正常に動作できるというケースがほとんどです。この場合は片方のリモコンで使用していくという選択肢も残ります。ただし不便さは残りますし、もう片方のリモコンも機器寿命が迫っているという部分は注意しましょう。

 

サブリモコン(風呂リモコン)交換の修理費用

  • サブリモコン:10000円~20000円
  • 作業料:10000円以下
  • 出張料

 

メインリモコンに比べると部品代も作業料も高くなります。

メインリモコンの時は「いっそ修理を諦めて風呂リモコンだけで使用していく」という選択肢もありましたが、風呂リモコンが壊れてしまったという場合にメインリモコンだけで使用していくというのは、非常に不便になってしまうでしょう。

お風呂に入っていたりシャワーを浴びたりしている時に、温度の上げ下げが簡単にできないというのは非常に不便だと思うので、この場合はリモコンを交換するか、年数によっては給湯器本体を交換することも視野に入れることをおすすめします。

 

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最後に

リモコンの電源が勝手に落ちるという症状は、給湯器が壊れる前兆であることが多いです。

完全に壊れてしまうとお湯が一切使用できなくなってしまうことも考えられるので、このような症状に気付いたらすぐに点検修理の依頼をすることをおすすめします。