ガス給湯器のおすすめメーカー|ガス給湯器はどこのメーカーが良い?

ガス給湯器のおすすめメーカー ガス給湯器はどこのメーカーが良い?

 

日本国内で生産されているガス給湯器には、主に4つのメーカーが存在します。

  • リンナイ
  • ノーリツ
  • パロマ
  • パーパス

 

テレビやパソコン、車を買い替える時と同じように、給湯器を交換する際も「どこのメーカーが良いの?」とか「どこのメーカーがおすすめなの?」ということを気にするユーザー様は少なくありません。

確かに個人の好みや考え方の影響を受ける部分はありますが、給湯器メーカーについて言うと、基本的には「どこのメーカーが突出して凄い」ということはないです。

 

電化製品だとソニー信者という言葉があるように、一部にソニーを推してくるという熱心な方がいますが、給湯器業界も似たような感じですし、縁があった物を選んで問題ありません。

本記事では、実際に給湯器の修理業務に携わっている筆者が忖度無しで「ガス給湯器のおすすめメーカー」についてお答えします。

 

給湯器博士、今回もよろしくお願いします!

こちらこそよろしくお願いします!

 

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ガス給湯器はどこのメーカーが良い?

我が家ではリンナイのガス給湯器を使ってるんだけど、そろそろ買い替え時なんだ。他にどんなメーカーがあるの?

日本のガス給湯器メーカーと言えば「リンナイ/ノーリツ/パロマ/パーパス」が有名です。ちなみにシェア率で言えばリンナイとノーリツが二大メーカーと言われています。

そうなのか!じゃあ替えるとしたらノーリツにすればいいのかな?というか、リンナイのままの方がいいのかな?

それでは「どこのメーカーがおすすめなのか」を詳しく解説していきましょう。

結論から言うと、私のような給湯器の修理を専門としているプロの業者から見ても、ガス給湯器に関しておすすめのメーカーというのは存在しません

特定のメーカーの給湯器が断トツで長持ちするということもなければ、特定のメーカーの給湯器が安いということも無いです。機器寿命は一律で約10年が基準となっています。

知らないと損をする給湯器の寿命の話|修理か交換かの正しい判断方法

 

もし給湯器メーカーに対して「〇〇がおすすめ!」という人がいれば、それは「テレビならSONY」とか「車ならTOYOTA」と主張する人と同じような感じで、その人自身の信念か何かによる意見の可能性が高いです。

ただ、あくまで人気の高さや全国的なシェア率に関して言えば、リンナイとノーリツのシェア率が非常に高く、ガス給湯器の二大メーカーと表現されるケースが多いと言えるでしょう。

細かいシェア率に関しては、信頼に足る情報を見つけることができませんでしたが、界隈では「リンナイとノーリツがほぼ同じくらいのシェア率で、全体の7割くらいを占めている」と言われています。

 

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ガス給湯器に関しておすすめメーカーが無い理由

ガス給湯器のメーカー選定 おすすめメーカーが無い理由

 

給湯器の機器寿命はどのメーカーも10年が基準

前項でも軽く触れましたが、給湯器には設計基準というものが設けられていて、それをユーザー様に分かりやすく示した指標では「10年」という期間が1つの基準となっています。

これはリンナイやノーリツだから長いとか、パロマやパーパスだから短いということは一切ありません。どこのメーカーでも長持ちする例もあれば、すぐに故障してしまう例も沢山あります

 

厳密に言えば、各メーカーで「優秀機種/不遇機種」が存在し、どこのメーカーにおいても「この機種は比較的故障が少なくて優秀だ」と言われる機種がありますし、その逆も然りです。

もし「〇〇は長持ちするからおすすめ!」という人がいれば、その人がたまたま当たり機種を使用していたという可能性を考えた方がいいでしょう。

 

我が家のリンナイのガス給湯器は、今年で18年目だよ

私の実家ではパーパス製のガス給湯器が20年目を迎えました。

 

機能についてもほぼ大差なし

給湯器の機能と言えば「お湯はり機能、追い炊き機能、音声アナウンス機能…」などなど、大体の相場は決まっています。

温度調整の仕方などに若干の差はあるものの、ユーザー様が明確に違いを感じられるほどの差はなく、作られたお湯やお風呂が沸くまでのプロセスで「これは〇〇の給湯器だ!」と当てることは不可能です。

車ならエンジン音を聞いてメーカーを当てられるという人もいるでしょうし、テレビなら「映像は〇〇、内蔵スピーカーは△△」という差があるのかもしれませんが、給湯器においてお湯からそれを見抜くことはできません。

 

どの機械も基本的には交換が可能

特別なケースを除き、基本的には各メーカーで本体の交換が可能となっていて「これまでノーリツ製の給湯機を使っていたから、次もノーリツ製の給湯機にした方がいい」というケースはほとんどありません。

そのため今まで使っていた給湯器が満足できるほど長持ちしたという場合は、今まで使ってきたメーカーを再び採用し、逆に「想像よりも早く壊れてしまった」という場合は他メーカーに乗り換えるという選択をする人が多いように感じます。

 

詳しくは後述していますが、テレビと録画レコーダーの組み合わせのようにガス給湯器とシステムバスなどのメーカーを揃えた方がメリットを得られることもありますが、それ以外のケースであれば簡単に他メーカーへの乗り換えが可能です。

多少リモコンの操作感が変わるだけで、何日か使用すればすぐに慣れるでしょうし、車などとは違って「このメーカーの給湯器の見た目がカッコイイ!」という部分で選定する人もほとんどいないので「これまで使っていたメーカーに変に縛られる必要がない」という意味でも、おすすめメーカーはありません。

 

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給湯器メーカー選定のアドバイス

給湯器メーカー選定のアドバイス 恩恵が受けられるポイントを紹介

 

家に同じメーカーの設備があるなら揃えるのがおすすめ

「ガス給湯器とガスコンロをリンナイで揃えている」という場合であれば、あえて片方を他メーカーにしなくてもいいでしょう。揃えておくことでメリットが得られることがあります。

例えばガス給湯器とガスコンロが同時に故障した場合、あるいはガス給湯器を修理してから間もなくガスコンロが故障してしまった場合、これらのケースでは恐らく同じ会社が修理に来ると思いますが、出張料の免除などを受けられる可能性があります。

「ノーリツ製の給湯器を使っていて、システムバスもノーリツ製」というケースにおいても、よほどの理由がなければメーカーを変更しない方が恩恵を受けられるはずです。もちろん「メーカーの対応が不服」など、そのメーカーに対して遺恨があるという場合は無理にこだわらずに変更するのも1つの手段です。

 

シェア率が高い=たくさん売れるから値引き率が大きい

ガス給湯器の値段は、メーカー希望価格と実際の相場に大きな隔たりがあります。カタログには40万円と記載されている給湯器が、実際には「取り付け費用込みで20万円以下」なんてことがほとんどです。

私が住んでいる地域のガス会社では、たまに給湯器の販売チラシなどを配っていますが、そこに掲載されているのは基本的にリンナイかノーリツという印象があります。

 

シェア率が高いということは多く売れるということであり、多く売れるということは大きく値引きしても利益が出やすいということです。

給湯器の大幅値引きのカラクリは「大量に取引するから大幅に値引きしてもらえる」という要素も持っているため、値引き率という観点から見れば「リンナイ、ノーリツは大幅値引きされやすいのでは?」という考えもできるでしょう。

 

地域によっては「この一帯は〇〇の給湯器が売れている」という地域がありますが、あまりにシェア率が高い地域だとメンテナンスが追い付かない(修理業者が忙しすぎて即日対応が難しい)という側面もあるので、ある意味では「あまり売れていないメーカーを選ぶ」ことで、最短で修理してもらえる可能性が高くなるという考え方もできます。

 

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最後に

ガス給湯器のメーカーは、基本的にはどこも一緒です。

しいて言えばリモコンのデザインやお風呂が沸きあがった時のメロディーに大きな好みが分かれるかと思うので、それを基準に選定してみてもいいと思います(それくらい差がないということです)。