給湯器の交換費用は業者によって大きく違うので、闇雲に進めてはいけません。本記事を読んでいただければ、絶対に失敗せずに給湯器交換ができることをお約束します。
本記事では以下のような人に向けて、10年先まで安心してお湯が使える給湯器交換の手順をご紹介しています。
- 給湯器を修理するか交換するかで悩んでいる
- 給湯器を買い替えたいけど、どこに頼んだらいいか分からない
- 価格的に安くて、安心して任せられる給湯器交換業者が知りたい
- 絶対に損をせずに給湯器を交換したい
私は給湯器の修理・交換業務をしています。仕事上、色んな施工業者の見積書を見たり、噂を聞いたりしますが、給湯器の価格相場を知らない人ほど損をしてしまっていると言っても過言ではありません。
以下では絶対に損しない給湯器交換の方法、安心して任せられる業者を厳選して紹介しています。ぜひ、最後までお付き合いください。
給湯器を修理するか交換するかで悩んだら
給湯器の寿命・耐用年数は7年～10年程度
給湯器の寿命・耐用年数は、ユーザー様の使い方にもよりますが大体7年～10年くらいです。これには各メーカーでルールが定められていて「前提条件の通りに使ったとき、10年間安全に使用できること」という基準で、各メーカーは給湯器を製造しています。
前提条件には1日の使用時間や設定温度などが細かく決められていますが、控えめに言って一的な般ユーザー様がクリアするのにはやや厳しい基準になっているので、多くのご家庭で10年は持たないという傾向が強いです。
前提条件の一部をご紹介すると「1日1時間の使用」や「設定温度は40℃設定」などの条件があり、この通りに使用してようやく10年間安全に使用できるというものになっています。細かい前提条件が知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
▶知らないと損をする給湯器の寿命の話｜修理か交換かの正しい判断方法
修理で引きずられるのが一番の損
給湯器に関連することで損をしてしまう瞬間は、大きく考えて二つあります。
- 間違った施工業者に給湯器交換を依頼してしまうこと
- 修理か交換かの判断で修理を選択し、そのままズルズルと修理を続けてしまうこと
給湯器の交換費用は施工業者によって大きく異なります。50%も値引いてもらって満足していたら、お隣さんは80%も値引いてもらっていたということが珍しくありません。これは大きな損ですよね。
そしてそれと同じくらい、修理か交換かの判断のミスは大きな損に繋がってしまいます。一般的なユーザー様は一度修理をすると、すぐに別の個所が故障してしまった時に「前の修理が無駄になってしまう」という感情が働くからです。
5万円の修理をした後ですぐに別箇所が故障してしまい、直すのに2万円かかると言われたらどうでしょうか？多くの人は修理を選ぶのではないかと思います。
それが立て続けに起こり、気が付いたら「新しい給湯器が買えるだけのお金を修理につぎ込んでいた」ということも少なくありません。もちろん最初の修理をして、元が取れるだけ使えるユーザー様もいらっしゃいますが、修理を選択することで圧倒的に損をしてしまうユーザー様の方が多いことはご理解ください。
給湯器交換の価格相場は70%OFF程度
私が給湯器の修理で回っていて。よくユーザー様から聞かれるのが「給湯器って買うといくらするの？」というご質問です。私はそんな時に、給湯器カタログをお見せしています。
こちらはノーリツ製の給湯暖房機の価格表です。安いものでも40万円を超える値段となっています。
多くのユーザー様はこれを見てしまうと「40万円も払えない→今回は修理で」という判断に繋がっているようなのですが、この価格はメーカー希望小売価格であって実際の金額とは大きく違います。
現に本記事で口述しているおすすめ給湯器交換業者は、値引き率が最大80%以上の施工業者ばかりです。仮に40万円が80%OFFになったら、その価格は8万円です。
「40万円で新しい給湯器に買い替えるか、5万円で修理をするか」なら修理を選ぶユーザー様が多いのも分かります。ではこれが「15万円で新しい給湯器に買い替えるか、5万円で修理をするか」ならどうでしょうか。
値引き率は地域によっても大きく変わります。私の観測範囲では60%前後の値引き率が多いように思いますが、これも地域差があるのであくまで参考にしてください。
安心して任せられるおすすめ給湯器交換業者を徹底比較
給湯器交換の優良業者を比較
| 業者名 |  |  |
| 最大値引き率 | 最大91%OFF | 最大80%OFF |
| 商品保証と工事保証 | 10年のW保証 | 10年のW保証 |
| 貸出サービス | 〇 | 〇 |
| 分割払い | 〇 | 〇 |
| ガス/石油 | 〇/× | 〇/× |
| 対応エリア | 42都道府県 | 関東、関西、+α |
| 公式サイト | 【PR】 | 【PR】 |
上記の2社は給湯器交換の際に、ぜひ比較検討の候補に加えるべき優良施工業者です。給湯器本体からの値引き率、保証の有無、対応エリアなどから厳選しました。
対応エリアが広い業者でも東北・北海道には対応していないエリアが多かったりもするため、もし対応エリア外の読者様の場合は、自治体のホームページから探す方法を参考にしてください(後述しています)。
給湯器駆けつけ隊
- 最大91%値引き
- 施工した給湯器・工事の全てに10年間の無料保証
- 24時間365日受付、年中無休
- すぐに交換できない場合は代替器の無料レンタルサービスあり
- クレジットカード、分割払い24回まで対応
北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県以外の42都道府県に対応
最大値引き率が驚異の91%OFF、10年間安心して使用できる充実の保証内容、十分すぎる施工実績などすべてにおいてトップクラスの施工業者です。給湯器本体の納期がかかる場合も、レンタル料無料で代わりの給湯器を取り付けてくれます。
対応エリアも北国以外のすべてに対応しているので、給湯器交換を検討する際は間違いなく候補に入れたい施工業者と言っていいでしょう。点検・見積もり、各種問い合わせが全て完全無料です。
キンライサー
- 給湯器交換業者としては知名度・信頼度が抜群
- 最新型の給湯器が最大80%値引き
- 10年間無料の商品保証と10年間無料の工事保証
- 万が一の場合もレンタル給湯器で対応
- 豊富な支払い方法(ショッピングローン、定額プラン等にも対応)
東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、愛知、岐阜、福岡、札幌市に対応(この中でも非対応エリアがあるので公式サイトで確認してください)。
ダチョウ倶楽部、アンミカさんがCMをしているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。全国的な給湯器交換業者としての知名度は抜群です。
最大80%の値引き率もさることながら、万が一納期がかかる場合もレンタル給湯器で対応してくれますし、何より支払方法が充実しているのが心強いポイントと言えるでしょう。
機種によってはリース契約もありますし、ショッピングローンも用意されています。今なら見積受付フォームからのご成約で、もれなく3,000円引きです。
給湯器交換の優良業者の見分け方・条件
見積もりは複数社を比較するのがおすすめ
ある程度この業界に詳しい人なら、機種名と値段を聞いただけで判断できると思いますが、多くの一般ユーザー様はそうではありません。そして施工業者の多くは、他業者の方が安いことを知っていてもそれを言うことはありません。
私も給湯器の交換見積もりを依頼されることがありますが、弊社でできる限りの値引きはしています。しかし、それでも80%もの値引きは到底無理です。
給湯器は買って終わりではなく、施工が完了するまでが給湯器交換なので、その業者が信頼できる業者なのかどうかを見定めるという意味でも複数社を比較・検討してみてください。
給湯器の本体価格以外にもチェックするべきポイント
給湯器本体からの値引き率が一番インパクトのある要素ですが、それ以外にも注目すべきポイントがたくさんあります。少なくとも以下のチェックポイントは押さえておきましょう。
- 保証が付くかどうか(製品保証と工事保証それぞれでチェック)
- 給湯器本体以外に交換する部材
- 工事日がいつになるか、納期がかかる場合にレンタル給湯器などの手配をしてもらえるか
- 支払方法に融通が利くか
- 実際に見積もりをしてもらって、信頼できそうな相手かどうか
特に実際に見積もりを依頼して「相手業者が信頼に足る相手かどうか」は非常に重要な要素です。
水道工事関連の業者の中には一般的に悪徳業者と呼ばれる、消費者庁から注意喚起されるような業者が少なくありません。その業者を1社だけ見て判断するのは非常に難しいことです。しかしこれが2社、あるいは3社だったらその違和感に気付くことができるでしょう。
悪徳業者に引っかからないために最も有効な手段は、複数社の比較・検討と言って間違いありません。
地元の水道業者から給湯器交換業者を探したい場合
チラシ、マグネットの業者に依頼する場合の注意事項
水回りトラブルの修理でうその説明をして高額な請求をしていたとして、消費者庁は特定商取引法に基づき、修繕会社「アクアライン」（広島市中区）に対し訪問販売の業務停止を、役員ら2人に業務禁止を命じたと31日、発表した。期間は共に9カ月。
朝日新聞 – マグネットチラシの水道屋本舗に業務停止命令 消費者庁
給湯器交換業者の中には、地元で精力的に活動をしていて「各家庭にチラシやマグネットをポスティングしている業者」がいます。全部が全部そうだとは言いませんが、このような業者の一部は消費者庁から注意・業務停止命令を受けているケースがあります。
そのため近所の水道屋・設備屋に頼る場合も、業者の比較検討は必須事項です。評判の良い業者を知っている読者様ならともかく、そうでもない場合は複数業者に現場調査に来てもらって、その中で見積書を見ながら「どの担当者が信頼できそうだったか」まで見るようにしましょう。
悪徳業者に引っかからないための基本
住宅設備業界に勤めている知り合いがいるとかでもなければ、給湯器交換できる業者がどこにいるのか、どの業者が信頼できるのかなんて分からないという方が大多数だと思います。
そういう方が悪徳業者に引っかからないための基本的な処世術として、水道局指定業者(指定給水装置工事事業者)から探す方法をおすすめします。宅地内の給水装置・排水設備は指定工事業者でなければ工事ができないので、水道局指定業者は水道工事するための最低限の条件は満たしていると言えます。
これは読者様が住んでいる地域名に水道局指定業者と加えてネット検索してもらえれば、各自治体のホームページが上位表示されているかと思うので、その一覧からご自身のお住まいに近い業者を複数選ぶと良いでしょう。
水道局指定業者は給湯器交換を安くしてくれるのけ？
それは業者次第です。それに水道局指定業者だからと言って優良業者というわけではないので、ユーザー様はその中から施工業者を厳選する必要があります。
インターネット業者だけじゃなくて、水道局指定業者でも比較・検討することが大事なんだね。
本記事のまとめ
- 使用から7年以上が経っている給湯器は、修理よりも交換した方が最終的にお得になるケースが多い
- 給湯器交換の費用相場は地域にもよるが、最大80%以上値引きしてくれる業者も存在する
給湯器は生活必需品です。修理を続けてもいつかは部品が取れなくなってしまうリスクがありますし、思い切って新しい給湯器に交換した方がトータル的にお得になるケースが多いと言っていいでしょう。
上手に複数業者を比較することで、失敗するリスクを大幅に減らすことができます。時間と手間は掛かってしまうかもしれませんが、それで得られる満足度はプライスレスです。ぜひ、有意義な給湯器交換になることを心から祈っています。