どこに連絡をするのが正しい?|給湯器が故障した際の修理の連絡先・依頼先

どこに連絡をするのが正しい? 給湯器が故障した際の修理の依頼先

 

給湯器が故障してしまった時、あなたはどこに連絡しますか?

  • 給湯器のメーカー
  • お家を建てたハウスメーカー
  • 給湯器を取り付けてくれた業者
  • 大家さん・住宅管理会社(賃貸物件)

 

軽く考えただけでも上記の4パターンが思い浮かびましたが、実は「どれも正解で、どれを選んでもメリットやデメリットがある」んですよね。

でも原則として1番失敗の少ない選択肢は給湯器メーカーに連絡することです。理由は「給湯器メーカーが手配してくれる業者でなければ、給湯器を修理することは難しいから」という理由この1点に尽きます。

そこで今回は「給湯器が故障した時、どこに連絡すればいいのか」について、できるだけ分かりやすくまとめたので、給湯器が壊れてしまって困っているという方はぜひ最後までお付き合いください。

 

給湯器博士、今回もよろしくお願いします!

こちらこそよろしくお願いします!

 

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最終的に給湯器の修理に来るのはメーカーサービス

どこに給湯器修理の連絡をしても… 最終的にはメーカーサービス

 

給湯器の修理が出来るのは限られたメーカーサービスだけ

お家を建てたばかりという人ならハウスメーカーに連絡する人もいますし、以前に給湯器を交換した経験がある人は、その時にお世話になった業者に連絡する人もいます。

もちろん給湯器の取り扱い説明書やメーカーのホームページを見ていただければ、「修理のご依頼」などの案内があるので、そこに記載されている電話番号に電話をすることで修理依頼することも可能です。

 

知っておいて欲しいのが、この時どこに修理依頼の連絡をしても最終的に修理に来るのは特定の業者で、メーカーと業務提携をしているメーカーサービスとなります。

例えばリンナイのメーカーサービスはリンナイの社員ではなく、いわば下請け会社のような存在で、実際に来るサービスマンの方は「リンナイサービス、株式会社〇〇の▲▲さん」です。

 

車の修理なんかだとディーラー以外にも多くの業者が存在して、利用者にも複数の選択肢があるように思えます。そしてディーラー(メーカー)は、金額的に高いという印象がありませんか?

給湯器に関しては、どこに連絡をしても最終的に修理に来るのはメーカーサービスなので、修理の額面のことを考えて他に連絡をするというのは、あまり意味のないことと言っていいでしょう。

 

どこに連絡しても来るのがメーカーサービスなら、最初からメーカーサービスに連絡するのが一番じゃないの?たらい回しにされるのは嫌だよ。

そういう考えでメーカーやメーカーサービス会社に直接連絡をされるユーザー様も非常に多いですが、中には「他の業者さんが絡んでいた方が有利な場合」というのもあります(後半で詳しく解説しています)。

 

修理ができるように見せかけている給湯器交換業者に注意

最近はインターネットで給湯器の修理が出来る業者を探しているユーザー様が多いようですが、その人口が増えるに連れて「詐欺に遭ったという声」も増えてきています。実際に給湯器の修理ができると言って現場に向かい、修理ではなくて給湯器本体の交換を迫るという手法はかなり有名です。

実際にインターネット上には色んな業者が存在しますが、中には「修理もお任せください」と言いながら、修理の項目を見ても漠然としたことしか書かれていないということが多く、これらの業者のほとんどは「修理したいというユーザー様に給湯器交換を勧めて儲けている会社」という見方もできます。

 

給湯器の寿命は7年~10年が相場ですが、ここに該当する給湯器の修理依頼はすべて「修理ではなくて本体を交換した方がいい」という方向に話を持っていき、どうしても修理がしたいというユーザー様に対してはメーカーサービスを手配するみたいです。

知らないと損をする給湯器の寿命の話|修理か交換かの正しい判断方法

 

本当に酷い業者だと「今手持ちの部品がなくてウチで修理できないから、メーカーさんを呼んだ方がいい」という感じで「あくまで自分も修理はできるけど、あえてメーカーを呼ぶ」という姿勢に徹する業者もいます。

このような場合、ユーザー様は「メーカーなら常に部品を持っている」と勘違いしてしまい、私のようなメーカーサービスが訪問して「部品を注文してからまた来ます」と言うと怒ってしまってトラブルになるというケースが多いです。

 

部品ないからメーカー呼ぶって言い分がしゅごいな!まるで「宿題はやったんだけど家に忘れてきた」っていう言い訳みたいだ!

このような業者の一部は、出張料無料と言いながらも「修理の場合は基本料が発生します」という言い方をしたりします。そうなると大半の人は「じゃあいい」となるんですが、そこまでいって初めて分かる話ですから、中にはそういう実態を知らずにこのような業者に給湯器交換を依頼しているケースもあるので注意が必要です。

 

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修理依頼先別のメリットやデメリットまとめ

修理依頼先別 メリットやデメリットまとめ

 

メーカー&メーカーサービス

  • お客様と修理業者の関係で修理が進むので、ややこしいことが一切ない
  • 修理訪問などの日程調整も最短で済む

 

最終的に修理をするのはメーカーサービスですから、他の業者を経由して連絡するよりもスムーズですし、ユーザー様と修理業者が直接やり取りできるので、ややこしいことがありません。

「知り合いがいない/どこでもいいから早く修理がしたい」という場合は、ここに連絡すればいいです。

連絡先は給湯器の説明書に記載があると思います。もし説明書を無くしたという場合であれば、各メーカーのホームページをご覧ください。一応、リンナイとノーリツのリンクは貼っておきますね。

 

リンナイ機器の修理依頼

ノーリツ機器の修理依頼

 

メーカーサービス以外の業者

  • 修理費用に紹介料が上乗せされる可能性あり
  • 日程調整がややこしくなる可能性あり
  • 本来であればお金が発生する修理が無料になる可能性あり

 

メーカーサービス以外の業者の例は「ハウスメーカー/地元のガス屋/地元の水道屋/地元の設備屋/ホームセンター」などです。以下では「中間業者」と表現します。

メーカーと直接やり取りする場合と比べて、ややこしくなる可能性があります。例えばユーザー様が中間業者に連絡をすると、中間業者はメーカーサービスに連絡をして修理依頼をします。

 

この時、中間業者が「ユーザー様に直接連絡を受けた当社が、現場に行かないのはいかがなものか」と考えた場合、ユーザー様と中間業者と修理業者の3つの都合が合わないと修理訪問が実現しないので少しややこしいです。これによって、本来であれば当日訪問できたものが、翌日の修理になってしまうケースがあります。

もちろん現場に来ない中間業者もいますし、ユーザー様と修理業者の都合に全て合わせたうえで、顔だけ出しにくるというケースもあります。

しかし、まずは中間業者が現場を見てから「これはメーカーを手配しないと無理ですね」ということでメーカーを呼ぶというパターンもあり、トータル的には直接メーカーに依頼するよりも遅くなることが多いです。

 

そして、修理金額も本来の金額より高くなることがあります。中間業者がいる場合、修理業者にとっては中間業者もお客様なので、修理内容についての説明は「ユーザー様よりも先に中間業者に説明する」というケースが多いです。

中には「お客さんと直接やり取りして」という指示が出ることもありますが、修理料金の請求先は中間業者であることが多く、本来発生した修理費用を中間業者に請求し、その後で中間業者で処理された請求書が、ユーザー様の元に届くことになります。

実際に高くなっているかはケースバイケースですが、修理前に金額を知りたいと言われた場合に「中間業者に『修理費用は〇〇円ですが、お客様にはいくらと説明すればよろしいですか?』と確認するのは鉄則」で、結構上乗せされることが多いです。

 

ここまでの情報だと「じゃあ直接メーカーサービスに連絡した方が、ずっとお得なのでは?」と考える方が多いと思います。…が、実は中間業者がいることで得をするケースもあるんです。

それは「お金が掛かるのは分かるけど納得のできない修理」の場合に、中間業者の持つ力が強ければ、修理のお金が無料になるというケースです。

 

給湯器には保証期間が設けられているのですが、例えば保証期間が過ぎてから、わずか1ヶ月で壊れてしまったとしましょう。メーカーサービスとしては「さすがに1日、2日なら見逃せたかもしれないけど、1ヶ月を見逃してしまうとその後の線引きが難しい」ということで、恐らく有償修理になることがほとんどです。

しかし、お客様はお客様で「保証期間が過ぎてるのは分かるし、お金が掛かるというのは理屈では理解していても納得はできない」となってしまうことがあります。

 

この時、メーカーサービスは「メーカーに決められているルールなので」という毅然な態度を取ることが多いです。ここで中間業者がいると、メーカーサービスの上にいるメーカーに文句を言ったり交渉したりできるので、上手くいけば修理金額が無償になるかもしれません。

これはユーザー様とメーカーサービスの直接のやり取りでは、極めて起こりにくいケースです。こういう場合に力を持っている中間業者が間にいると、ユーザー様にとって有利に働くことがあります。

 

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給湯器の修理依頼をする前に知っておくべきポイント

給湯器の修理依頼をする前に 知っておくべきポイント

 

本当に故障かどうかをチェックする

給湯器の説明書の後ろの方には「故障かと思ったら/Q&A」という項目があるので、まずは現在の不具合が本当に故障かどうかを確認しましょう。

「テレビが映らないと思ったら、リモコンの電池が切れていただけ」というような、初歩的な勘違いということも結構あります。特に多いのが「シャワーがぬるい」という依頼で、給湯器ではなくシャワーの温調バルブに不具合があるケースなどですね。

 

給湯器が故障していれば、お湯が出る全箇所でお湯がぬるくなるはずで、シャワーだけが限定的にぬるいのだとすれば、給湯器の故障ではない可能性が高いです。

「使用している給湯器がノーリツ製で、ユニットバスもノーリツ製」という状況であれば問題ありませんが、このような場合はユニットバスのメーカーやシャワー水栓のメーカー、あるいは水道屋さんに依頼した方が話は早いと思います。

シャワーのお湯がぬるい|ユーザーができる対策と修理の内容

 

修理依頼で伝える情報は重要

ユーザー様がどのような症状で困っているかを伝える際に、その伝え方によっても修理がスムーズにいくかどうかが左右されます。

例えばエラーが出ていて水も漏れている場合、しっかりと電話で「〇〇のエラーが出ていて給湯器本体から水漏れがあります」と言ってくれれば、修理業者の方でも詳しい情報を得ることができるんですね。

しかし、こういう場合にエラーの番号しか言わなかったり、あるいは水漏れとしか言わないお客様も多く、このような場合は事前に部品を用意できない可能性が高くなるので、なるべく少しでも詳しい現場状況を伝えることが重要です。

給湯器を修理依頼する際に最も伝えるべきポイント|給湯器修理の基本事項

 

給湯器の症状の中には、たまにしか起きない不具合もあって、お客様によっては「雨の日だけ調子が悪い気がする」などの規則性に気付いてるケースもあります。

これは合っている・合っていないは別にして、修理前の情報としては非常に有利な情報になるので、修理依頼をする際はどんな些細なことでも結構なので、ぜひお伝えください。

 

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最後に

給湯器が故障して困っている場合は、お世話になっている業者がいるならそこに電話をしてもいいでしょうし、特に無いならメーカーやメーカーサービスに連絡すればOKです。

中間マージンを取られたくないというのであれば、直接メーカーに問い合わせることをおすすめします。